こんにちは(^^)カウンセラーのサティです。
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女性が同性の中でストレスを抱えやすい理由
先日、男女別の離職理由について興味深い記事を読みました。
男性は「自分の能力がもっと認められる仕事に就きたい」「上司との関係が悪い」「給料が低い」など、自分自身の能力や上下関係が理由で仕事を辞めることが多いようです。
一方、女性は「結婚・出産に伴う環境の変化」と「同僚との人間関係が悪い」という理由で仕事を辞めることが多いそうです。女性は男性に比べて、上下関係よりも横のつながりがうまくいかないと、仕事にストレスを感じるようです。
自分自身に置き換えて考えてみると、確かにそうかもしれません。
「上司と価値観が合わない」「仕事が自分に合わない…」よりも一緒に働く女性たちとの関係が悪いと、たとえ給料が良くて好きな仕事でも、ストレスなく働くことは難しいかもしれません(^-^;
女性は同性の社会の中で、ストレスを抱える場面がすごく多いですよね。職場だけでなく、
- ママ友
- 近所付き合い
- 親戚付き合い
など…本当はイヤな人がいたら、ぜーんぶ付き合いを断りたい!!!女性同士の繋がりで助かることも、ありがたいこともあるけれど、反面、胃が痛くなるほど憂鬱な場面もありますよね。
女性が女性社会の中でストレスを抱えやすい理由の一つに、“マウンティング女子”の存在があります!
数年前に流行語大賞にもノミネートされ、ドラマでも取り上げられた今流行り!?の“マウンティング女子”というワード、最近よく耳にしませんか?
今回はマウンティング女子の正体と、その対処法について書きたいと思います。
マウンティング女子って?
“マウンティング”とは、もともと動物が自分たちの社会(群れ)の中で、自分を優位に見せるための行為です。猿などの霊長類のオスが、相手の上に乗っかって自分の力を誇示することを言います。
それを人間社会に当てはめて、本やドラマで取り上げられるようになりました。
人間同士のマウンティングは、男女問わずあります。けれど男性のマウンティングは、地位や学歴、年収、腕力など、比較的わかりやすいですが、女性のマウンティングは複雑で、かつジワジワと心に響いてくるケースが多いため、ストレスを抱え込みやすいのです。
特に嫌がらせを受けたわけではない…
でもあのグループにいると居心地が悪くて、できれば付き合いを断りたい…
そんな風になんとなく憂鬱に感じてつらい人は、もしかしたらこのマウンティングが原因かもしれません。
マウンティング女子の特徴
なんとなく居心地が悪い…なんとなく一緒にいると憂鬱…そんなマウンティング女子の特徴を挙げていきますね。
✅ 会話をしていると、話題をすぐに「私の場合は~!」と自分の話に変えてしまう
✅ 何気なく悩みを口にすると、すぐに上から目線でアドバイスをしてくる
✅ その場にいない人の悪口が強烈で、「私も陰で言われているのかも」と思わせる
✅ 他人の成功や幸せな話題に対して、露骨に不機嫌になる
✅ 自分がどのくらいみんなのために頑張っているかアピールをする
✅ 恩を着せて、相手が自分に逆らえないようにする
✅ 自慢話、武勇伝が多い
✅ SNSに大勢の友達と一緒に写っている写真をよく投稿する
共通して言えるのは、明らかな意地悪をしてきているわけではないけれど、相手をみじめな気持ちにさせる、相手に劣等感を抱かせる言動が多く、私はあなたよりもすごいのよ!あなたより格上なのよ!という圧力をかけてくることです。
なぜマウンティングするの?
本当に自分に自信がある人、自己肯定感が高い人は、マウンティングをしません。
マウンティングされている立場から見ると、とても強そうに見える彼女たちですが、実は、
- 自分に自信がない
- 他人と比較することでしか、自分の幸せをはかれない
- マウンティングしないと自分が仲間はずれにされるかも、バカにされるかもという恐怖心がある
- 自分より強いと判断した人(敵に回すと怖い人)には、絶対マウンティングしない
という、とても弱い面もあるのです。
動物の世界では、自分がマウントを取らないと、生きるか死ぬかの問題に発展します。その裏側には“自分を守りたい”という自己防衛心があります。
人間は生きている以上、山にこもって仙人にでもならない限り、人間関係を築いていかなければなりません。誰からも認められず、誰からも愛されず、誰からも必要とされないことは、人間にとって命を落とすことと同じくらい怖いことでもあるのです。
マウンティングする人は男女ともに、前回書いたテーマ“モラハラ”や“自己愛パーソナリティ障害”にも共通する部分があります。
マウンティング女子の標的になりやすい人は?
現代社会を生きる上で、マウンティング女子とまったく接したことがない人はいないと思います。
今自分がいる場所にたまたまマウンティング女子がいなくても、進級や結婚、引っ越し、転職、異動などの環境の変化によって、いつ現れるかわかりません。
ここでズバリ、マウンティングされやすい人の特徴も挙げておきますね。
✅ 大人しくて、自分からは自分の話をしない、聞き役が多い、いわゆる“いい人”
✅ 人に媚びない
✅ 人と群れない(マウンティング女子が作る仲良しグループには属さない)
✅ その社会の中で比較的年齢が若い
✅ 異性にモテる、可愛い容姿、パートナーに大事にされている、センスが良いなど、人より目立つポイントがある
✅ いわゆるリア充
どれか一つでも当てはまる人は、マウンティングされやすい傾向にあります。
なんで自分は女性社会でうまくいかないんだろう…
なぜか必ずマウンティングされる…
そのような方は、自分自身が嫌われているのではなく、相手に劣等感をぶつけられたと思ってください。
マウンティング女子撃退法
基本的にマウンティング女子は、モラハラする人と同じように、変わることはありません。常にマウント対象者を見つけて攻撃してくるでしょう。そのため、攻撃されないようにこちらが対策する必要があります。
なぜ自分が悪いことをしているわけでもないのに、私がイヤな思いをしなきゃいけないの?
そう思いますよね。とてもよくわかります。けれどマウンティング女子からダメージを受けて、心身のバランスを崩したり、楽しい時間が憂鬱になったりしたらつまらないですよね。
相手にぎゃふんと言わせたい…相手の性格を変えたい…そんな思いもあるかもしれませんが、それよりもできる限り、相手からのダメージを受けず、マイペースに生きていけるように気持ちを切り替えましょう。
撃退法① 適当に返事をする
マウンティング女子の自慢話が始まったら、わざとらしくおだてる必要はありませんが、「へー、すごいね、やるじゃん」くらいの返事をしてあげるようにしましょう。
マウンティング女子は“すごい”と思われたいだけなので、“すごいねー”とだけ言ってあげましょう。
いつもみんなのために頑張っているアピールをしてくる人には、「いつもありがとう、おつかれさま」と言ってあげましょう。
対抗して自分も自慢話をしないようにしてください。マウンティング女子の正体を知っていれば、あなたが憂鬱になることも、悔しくなることもありません。
撃退法② できる限り距離を置く
“誘いを断ったらいじめられるかも”とは思わず、乗り気じゃい誘いはさわやかに断りましょう。さわやかに断り続けていると、良い意味で相手にされなくなります。
マウンティングされやすい人は、一人の時間も、親友との時間も、パートナーとの時間も楽しめるはずです。恐怖心から無理をして付き合う必要はありません。距離を少しでも置くように心がけましょう!
撃退法③ リア充をSNSにアピールしすぎない
周囲に恵まれていること、仕事の成績が良いこと、幸せな恋愛や結婚生活を送っていることなど、自分では自慢のつもりがなくても、無防備にSNSに投稿すると反感を買ってしまうことがあります。
私自身は愚痴や悪口ばかりの不幸自慢投稿よりも、幸せそうな投稿のほうが好きですし、参考になることも多いです。でも、マウンティング女子にとっては、マウンティングパワーアップ!の糧になってしまう場合もあります。
個人的なSNSの投稿は非公開にしたり、プライベートな内容を投稿をしすぎないように気をつけましょう。
今回マウンティング女子について詳しく書きましたが、彼女たちの正体が明らかになるだけで、こちらの気持ちも楽になります。彼女たちのマウンティングに負けず、あなたにしかない魅力や幸せに目を向けてくださいね。
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