カウンセリング

【心の病や不幸の原因?】女性が感じる「生きづらさ」の正体とは!?

こんにちは(^-^)カウンセラーのサティです。

あなたは「生きづらさ」を感じたことがありますか?

一昔前まで「生きづらさ」という言葉は、青少年のひきこもり、居場所のなさなどのニュアンスを示す言葉でした。例えば尾崎豊さんの歌などはその象徴でしたね。

けれど、現代においては青少年に限らず老若男女問わず、さまざまな状況の中で感じている生きづらさを指すようになりました。

この「生きづらさ」を個々と社会が放置することによって、精神疾患や貧困、虐待、犯罪などに発展してしまう場合もあります。けれど現代は、社会全体がそのことに気づき、個々に感じている「生きづらさ」に、心のを向けるようになってきました。

私も幼少期から生きづらさを背負っていたように思いますが、自分で「あの頃の自分、生きづらかったなぁ」と自覚したのは、最近になってからのことです。生きづらさの真っただ中にいた時には、生きづらさの自覚が持てなかったのです。

自覚がないまま、必死に日々仕事や人間関係をこなしていたので、うつ病やパニック障害に陥ってしまいました。

意外と自覚が難しい「生きづらさ」

他人との距離の取り方、住環境、物事のとらえ方、思考回路などは癖みたいなもので、たとえ異常があったとしても、本人はなかなか気づくことがなく、人に指摘されたり、人と比較したりしてはじめて気づくものです。

でも、少しの違和感が積もり積もって、心は正直に不調を起こします。また決別、崩壊、破産に至ってしまい、人生が大きく狂ってしまう場合もあります。

まずは自分の生きづらさを自覚し、自分でその事実を受け止め、自分に合った生き方や対策をすることで、表面上に現れている心の病気や貧困から抜け出すことができます。

ここからは、女性が感じやすい心の「生きづらさ」とその対処法をまとめました。

1.HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)

HSPは、1990年代初頭に、繊細な人々についての研究をはじめたエレイン・アーロン博士によってつけられた「人の気質」を表す名称です。HSPについても以前詳しく記事を書いたことがあります。(『敏感すぎてつらい…HSPってなあに』

HSPは五感(第六感も)が鋭く、非常に感じやすい、また他人に対しての共感能力も高いため、人よりも気疲れしやすい面があります。

ちなみに私もHSPです。特に音やニオイに敏感すぎて、大勢の人がいる場所に長時間いると極端に疲れてしまったり、家族や恋人に「神経質すぎる」と言われて落ち込んでしまったり…。

映画の暴力シーンも苦手で、見てしまった際には1か月近く引きずってしまい(^-^;、トラウマレベルになる場合もあります。誰かが怒鳴られたりする場面にも非常に弱いです。

◆対処法
HSPは病気ではなく特徴なので、その特徴を「自分は弱い人間だ…」と短所としてとらえるのではなく、立派な「特性」ととらえて、活かす生き方を心がけるようにします。例えば五感が優れているため、芸術的な分野や、丁寧な接客や応対を要する仕事にはとても向いています。

あえて人混みや騒音のひどい場所には行かず、静かで空気の綺麗な場所でゆっくり過ごすように心がけることも大事です。

2.マイノリティ

マイノリティとは社会的少数者という意味です。社会、団体、学校、職場などで、多数決をした際に多数派であるほうをマジョリティと言い、少数派をマイノリティと言います。日本では昔から多数派が強く、少数派を差別する風潮が長らく続いてきました。けれど現代ではSNSの発達によって、少数派も意見を言いやすく、また集まって声を上げやすい環境になってきました。

でもだからと言って、マイノリティが消滅するわけではありません。例えば性的マイノリティの場合、はっきりと同性愛だという人もいれば、バイセクシャルの方もいます。またはもっと性が複雑な人もいて、どこのカテゴリーにも属せないことにかえって孤独感を抱く人もいます。

考え方がとてもユニークで少数派な人もいます。ユングの性格診断をもとにしてつくられた、「MBTI(マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)」という性格診断があります(非常に的確な性格診断でとてもおすすめです!)その性格診断の結果、もともと少数派の性格で人から理解されにくい人もいるようです。

◆対処法
マイノリティ=悪、差別対象ではないということに自信を持ってください。マイノリティの人は、違和感を抑えながらマジョリティに合わせようと頑張ってしまい、うつ病になってしまうケースが多く見られます。「本当の自分は何を望んでいるのか?」を常に自分に問いかけてください。

マイノリティの人には、マジョリティの人にはない心の広さと強さがあります。委縮せずに自分らしく生きられる環境を選ぶ、または自ら自分の居場所を創るようにしましょう。

3.発達障害

最近よくメディアで取り上げられる発達障害。発達障害と言っても、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの種類があり、その特徴は一言では言い表せません。

大人になってから発達障害に気づく人も多いようです。発達障害も知的障害とは異なり、病気というよりは脳の働きの偏り、凹凸、特徴と言えると思います。

特徴は多岐に渡るので、身を置いている環境によっては非常に苦労を強いられます。親兄弟には「変わった子」という認識だけで済んでいたのが、就学、就職、結婚、出産などで発達障害が発覚することもあります。

発覚した場合はまだラッキーなほうで、わからぬまま二次的に心の病気を患ってしまう場合もあります。

◆対処法
発達障害も、「=病気、障害者」ではなく、「特徴」だと受け入れる一歩がとても大事です。「もしかしたら発達障害かも…」と思っても、認めたくないご本人や親御さんもいらっしゃいます。その気持ちの根底には恥ずかしさや劣等感があるかもしれません。

確かに人と比べると、できないこともたくさんあるかもしれませんが、HSP同様に自分の特性を活かした学びの場や仕事の場、自分らしく生きられる環境を選ぶことによって、大きな才能を開花させている発達障害の方もたくさんいらっしゃいます。

「みんなと同じようにできること」に人生の目的を合わせてしまうと生きづらくなってしまいます。自分軸を大事にしましょう。

4.カサンドラ症候群

発達障害の人が生きづらさを感じているのなら、そのパートナーも同じくつらさを感じています。カサンドラ症候群とは、発達障害者のパートナーとコミュニケーションが取れない、またそのことを周囲に理解されないことで、自信喪失・葛藤を抱え、精神的・肉体的に不調が現われている状態です。カサンドラ症候群も正式な病名ではなく、状態のことを指した呼び名です。

私も過去に発達障害のある男性とお付き合いしていたことがあるので、カサンドラ症候群にとても共感します。とても光る才能を持っていて、私はそこに魅かれていましたが、コミュニケーションが微妙にズレてもいました。もう少し付き合いが深まればしっくりくるのかと思いきや、付き合い深まり、深い話をするようになると、さらに対話ができなくなりました。私の場合は常にイライラ、そんな自分に罪悪感を抱く、その繰り返しでした。

◆対処法
恋人だと別れる選択肢もありますが、配偶者や親子関係はそう簡単にいきません。各自治体にある発達障害支援センターでも相談に乗ってくれるようですが、調べたところ具体的に「カサンドラ症候群相談窓口」という機関は見つかりませんでした。自助グループもあるようですが、数は多くありません。客観的にカサンドラ症候群について、本やセミナーで学ぶとすっきりするかもしれません。

またご自身がうつ病などの心の病に罹ってしまっていたら、受診をして医師に相談してください。その際は発達障害支援をしているクリニックや病院がおすすめです。いくら検査をしても原因不明な身体の痛み、下痢などの症状が出る場合もありますので、その場合も心療内科で相談をしてください。

5.アダルトチルドレン

「生きづらさ」の代名詞ともいえるアダルトチルドレン。誰でも親に多かれ少なかれわだかまりを持っていると思いますが、幼少期から機能不全家族のもとで育ち、暴力を振るわれたり、ヤングケアラーとして人の世話をし続けたりしていれば、その後の人生に大きな影響を与えます。

私個人的にも、いわゆる普通に育った人と比べると、幼少期に子どもらしく生きられなかったアダルトチルドレンにはハンデがあるように思います。

◆対処法
アダルトチルドレンには必ず癒しが必要です。「アダルトチルドレンの癒しワーク」を受ける(サイコセラピストの西尾和美さんが有名です)、カウンセリングやセラピーを受けるなど置き去りにされてきた自分の幼少期をきちんと見つめ癒す作業、過程を持ってください。

自分の生い立ちに劣等感や悔しさを持つ人もいると思います。それは当然のことだとは思いますが、そのような経験をしたからこそ得られた、人としての成長を誇りに思っていただきたいです。人の心に寄り添う、また人の心に希望を与えることができる力があると私は感じています。


今回は主な「生きづらさ」の原因を挙げましたが、個性と同じく誰もが多少の生きづらさを感じて、日々を送っているものです。けれどそのことで、人として当たり前に手に入れられるはずの幸せを手に入れることができない、そんなつらさを感じているのならば、「生きづらさ」の原因と向き合い、解消していくべきです!

「私の場合は、どこで相談したらいいの?」「生きづらさは感じているけれど、その正体はわからない」そんな場合でも構いません。私もご相談に乗りますので、お気軽にご相談くださいね。

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